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対談:ジンファンデルとバルトーク

対談:ジンファンデルとバルトーク




Bさん:当店常連で華麗なワイン歴をお持ち。

店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。




店主:米国で人気のジンファンデル。

そして米国へ渡ったバルトーク。

お互いが共鳴しますね。

Bさん:ですが私はZnはあまり飲まない。

店主:そう言う方は意外と多いです。

ほんのり感じる甘味が苦手だと。

それとCSなどに比べ本格度が貧弱だと。

Bさん:そうなんですよね。

店主:しかしディサイプルズは圧巻です。

樹齢の高いZnを使用しユニークなセパージュ。

ほんの少しプティ・シラーもブレンドされています。

Bさん:プティ・シラーは米国独自の品種だね。

店主:あのシラーとは関連性はありません。

ローヌ系であるプルールサンまたはオーヴァンであると言われています。

ワインの色調の見事さは目を見張る。

これはプティ・シラーの影響があると思う。

Bさん:そしてクラシック音楽。

店主:バルトークはこれから理解されると思う。

民族音楽に多大な功績と自国ハンガリー愛。

また理系の頭脳を持ち合わせた天才。

Bさん:神経質な人物とも言うね。

店主:そうです。米国に渡りアパート生活。

隣人の生活音で作曲が出来ない。

そんな人でもあります。

ですが、晩年の傑作、管弦楽のための協奏曲。

病魔と闘いながら作曲。

Bさん:そのCDはフルトヴェングラーとメニューインですね。

店主:そうです。Vn協奏曲第2番。

バルトークの凄さが如実に表現されています。

またフルトヴェングラーとメニューンは信頼関係もある。

フルヴェンは非ナチ化裁判中、ユダヤ人であるメニューインの擁護は心強かったと思う。

Bさん:演奏の背景を知るとより興味が出ますね。

店主:2015 ディサイプルズは¥8,424(税込)です。

自宅のセラーで数年寝かせるのもワクワクしますよ。

そしてバルトークは1953年9月12日〜13日の録音です。



詳細は【クリック】2018年5月13日


静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

最終更新日:2017-06-25