私は芸術を愛する男・・・。
この分野にだけは浪費してきた。
いやいや勉強させて頂いた・・・。
ですから蓄えた知識経験は豊かに思う。
NHKで深夜の再放送。
2007年3月のパリ オペラ座での歌舞伎公演。
市川親子で勧進帳。
成田屋の十八番である。
深夜に歌舞伎とワイン、まさに俺流である。
様々なオペラを鑑賞してきた私。
オペラは総合芸術と言われる。
舞台に音楽、物語、あらゆる感覚を刺激する。
観衆にも高き教養が必要である。
特にパリ オペラ座はグランド オペラの聖地。
それはそれは豪華なのである。
勧進帳、素晴らしかった。
しかしグランド オペラに慣れた観衆はどうであろう。
弁慶、富樫左衛門の微妙な表情は理解できたであろうか。
大規模なオケが奏でる響きに対し小規模な鳴物。
私自身は日本人で良かったと再認識しました。
ワインはおフランス物・・・。
いやいや俺流はイタリア。
しかもアリアニコです。
昨日、熱心なお客様がアリアニコを探していた。
ですから数種類をご説明しながらお勧めした。
喜んで購入して頂きこの仕事の充実感を味わう。
その事でアリアニコが頭にいっぱいであった。
★ 2013 イルピニア ロッソ
テヌータ カヴァリエル ペペ
アリアニコ、サンジョヴェーゼ
当店販売価格¥2,260(税込)
南イタリアの雄アリアニコ。
様々なタイプが存在し楽しい品種。
熟成を経たタウラージは真骨頂を魅せる。
イルピニア ロッソはタウラージ前の入門編。
入門編と言っても私などの歴戦の戦士でも十分楽しめる。
複雑さと綺麗な酸に酔いしれる秀品である。
2018年2月24日
静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
最終更新日:2018-02-24