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後期ロマン派とジュヴレ・シャンベルタン

後期ロマン派とジュヴレ・シャンベルタン



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。

そんな私から芸術的マリアージュをご紹介致します。






後期ロマン派の偉大な作曲家。

それが、アントン・ブルックナーである。

彼が安置された聖フローリアン修道院。

そこで演奏されたシンフォニー。

ゲルギエフ指揮、ミュンヘン・フィル。

ミュンヘン・フィルと聞いて思い起こす人はクラシック音楽通。

そう、セルジュ・チェリビダッケが鍛え上げたオケである。

また前身のカイム管弦楽団時にフルトヴェングラーが楽壇デビューを飾った。

私もチェリの指揮で数度ミュンヘン・フィルをコンサートで聴いている。
繊細で伸びのある音色が印象的でした。

またゲルギエフ指揮でチャイコの第5番をコンサートで聴いている。

やはりロシア物は素晴らしかった・・・・。



ブルックナー作曲

交響曲第1番 ハ短調 リンツ稿



交響曲第3番 ニ短調 ノヴァーク版



2017年9月25日 聖フローリアン修道院



第1番。

ベートーヴェンなど古典派とは随分違う。

楽器が多彩で深い響き。

第1番はリンツ稿とウィーン稿がある。

前者は簡素、後者は表現が強い。

私は素朴なリンツ稿が好き。



第3番。

尊敬するワーグナーに献呈された。

私は長くクナッパーツブッシュ版を愛聴。

初めてゲルギエフ指揮で鑑賞となりました。

時代は進み表現が洗練されていると痛感。

あのクナの田舎臭がする演奏も評価できる・・・。



ワインはブルゴーニュでしょ。

安定した品質なアントナン・ギヨン。



★ 2014 ジュヴレ シャンベルタン

  当店販売価格¥7,494(税込)



玉石混交の同村に於いて一押し。

サヴィニ レ ボーヌの居を構える大ドメーヌ。

頑なに伝統を守る造りは流石。



2018年1月29日

静岡県 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

最終更新日:2018-01-29