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オペラ考察

オペラ考察



Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。

店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。





Aさん:オペラには人間社会の縮図が展開されているね。

店主:そうですね。

数百年前のオペラが今でも通用。

Aさん:文明が進化しても人間の根本は同じ。

店主:モーツァルトのドン・ジョヴァンニ。

このオペラがまさにそう・・・。

女好きでナルシストしかも周囲の人間を自分の為に利用する。

現代でもいそうな人間。

Aさん:自分の近くにいたら怖いですね。

店主:しかし彼は憎めない面をも持つ。

Aさん:少し安心した。

店主:私はウェーバーの魔弾の射手のマックスとアガーテに憧れる。

Aさん:カスパールの横槍でも愛を貫く。

店主:そうです。

ドイツ人の好きなオペラだと思います。

深い森を連想させる・・・。

Aさん:しかし上演機会が少ないように感じる。

店主:華やかさに欠けるので興業的に敬遠されるのかも。

しかし名オペラです。

特にフルトヴェングラー指揮がお勧め。

1954年ザルツブルク音楽祭でのライブ録音。

クルト ベーメのガスパールは正に悪魔に魂を売った男。

Aさん:名演の誉れ高い演奏ですよね。

Aさん:ベートーヴェンのフィデリオ。

店主:これだってフロレスタンに濡れ衣を着させる。

どこかの会社であるそうな展開。

しかし、その彼女が男装して救う。

そこは、やはり造り話の世界ですね。

Aさん:そうだそうだ・・・・。

店主:しかしベートーヴェンは人類愛や平等精神をこのオペラに投入した。

Aさん:ですから今でも名作オペラです。



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最終更新日:2016-10-21