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ブラームスとモナストレル

ブラームスとモナストレル



私はブラームスを聴ければご満悦。

日本人の魂である白米、味噌汁、焼き魚より好きだ。

私にとって彼は必須な作曲家なのである。

ですからオペラを作曲しなかったのが実に悲しい・・・。

本人はオペラの作曲の意志は全くなかったのだが・・・。

クララとの密かな愛を題材に、魔弾の射手も・・・。

トリスタンとイゾルデも・・・。

超えるオペラを作曲できただろうに、ね・・・。




ブラームス4つのシンフォニー。

どれも珠玉の作品である。

どの作品も彼らしい個性がある。

第1番は長期に亘る作曲年数。

それにはあの男の存在がある。

そう、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンだ。

偉大な楽聖を意識し過ぎた結果である。

しかし最後のシンフォニーは趣が違う。

当時、最高の作曲技法を持つ彼らしい作品。

古いものに新しい息吹を吹き込んだ。

そこが素晴らしい味わいとして感じる。



★ ブラームス 作曲

  交響曲第4番 ホ短調

  ファビオ・ルイージ 指揮

  NHK交響楽団

  2017年4月21日 ライブ録音



その時に楽しんだワイン。

新風を吹き込む造り手。

それがヴィネッセンス。

以前に飲んだセインは記憶に残る1本である。

今回はモナストレル100%の濃密ワイン。





★ 2013 エル テラー

  スペイン アリカンテ

  新樽100%(フレンチオーク)



生産量は4000本。

以前はプライベートワインであった。

えっ、このクオリティーで門外不出???

う〜ん、もったいないと話が展開し・・・?

結局、リリースとなった。

懸命な事だと思う。



果実と良質なタンニン。

これがこのワインの基本。

リキュール浸けのチェリー。

甘いスパイスのニュアンス。

調和のとれた味わい。

ですから万人受けする濃密ワイン。



詳細は【クリック】2017年6月12日

静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール

最終更新日:2017-06-12