リヒャルト・シュトラウス。
後期ロマン派の偉大な作曲家。
指揮者としても活躍。
父親は強烈な反ワーグナー派の名ホルン奏者。
しかし息子の為にワーグナーの作品を吹いた事もある。
時代に翻弄された1人の大作曲家。
彼の人生は折れ線グラフに例えると鋭い線を描く。
線の動きはこの当時の人々は皆同じなのかもしれない。
作家のトーマス・マン。
画家のマックス・ベックマン。
指揮者のフルトヴェングラー。
列挙すればキリがない程だ。
数々の交響詩。
中でも、英雄の生涯は素晴らしい。
英雄はベートーヴェンやショパンなど様々ある。
聴衆が簡単にイメージを連想させやすい単語である。
作曲家自身が命名せずに後世に英雄と呼ばれた作品もある。
シュトラウス自身は自身の交響詩とは語っていない。
漠然と作品を説明しているだけだ、しかし私は彼自身の自画像を描いていると思う。
これが若き頃の作品ではなく晩年の作品だったらもっと違う色彩であったと思う。
★ リヒャルト・シュトラウス
交響詩 英雄の生涯
セルジュ・チェリビダッケ指揮
シュトゥットガルト放送交響楽団
1979年11月8日 ライブ録音
合わせるワインは偉大なの形容詞がつくワイン。
イタリアの雄、ブルネロ ディ モンタルチーノだ。
ブルネロを楽しむ時は心が躍る。
この偉大なワインを素直に楽しむ感性は十分にある。
★ 2011 ブルネロ ディ モンタルチーノ
コンティ・コステンティ
当店販売価格¥9,450(税込)
豊かな芳香。
すみれの花やオリエントなスパイス。
奥底から甘いフレーバー。
口当たりは優美で魅了される。
タンニンは滑らかでスマート。
表情の変化は見事でグラスの中で生命を感じる。
流石のマリアージュだね。
詳細は【クリック】2017年5月4日
静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
最終更新日:2017-05-04