アントン・ブルックナー。
いい響きである。
クラシック音楽の歴史上別格に位置する。
交響曲や宗教曲で天分を発揮。
彼の謙虚な人柄からは考えられない作品。
未完に終わった交響曲第9番。
しかし最後らしくその完成度は群を抜く。
神秘的な要素を帯び聴き手を感化させる。
これぞブルックナーである。
ブルックナーを難しくさせている版の存在。
私は原典版が好きだ。
今回は無論、原典版、しかもムラヴィンスキー。
★ ブルックナー
交響曲第9番 ニ短調
ムラヴィンスキー指揮
レニングラード・フィル
1980年1月30日 ライブ録音
そして合わすワイン。
今回は新世界をあえて選択した。
★ 2013 フランクランド・リヴァー
シンングルファイル
カベルネ・ソーヴィニヨン100%
西豪州 グレート サザン
当店販売価格¥7,810(税込)
典型的な西豪州ワインだ。
濃厚であるながらバランス感覚が絶妙。
CS100%の個性的な感じよりバランスに重点。
ブルックナーの作品に共鳴する。
グレート サザンは少し内陸である。
その為に海洋の影響を受けない。
結果、味わいの輪郭もクッキリとしている。
いいねマリアージュ。
書斎は【クリック】2017年4月29日
静岡 藤枝市 ワイン専門店ピノ ノワール
最終更新日:2017-04-29