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三者三様のロミオとジュリエット

三者三様のロミオとジュリエット



Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。

店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。





Aさん:シェイクスピアの作品は様々に影響を与えているね。

店主:ヴェルディはオペラでオテロ、ファルスタッフ。

Aさん:ロミオとジュリエットも人気。

店主:バレエ音楽や管弦楽曲にされましたね。

前者はプロコフィエフで後者はチャイコフスキーです。

面白いのは彼らに先駆けてベルリオーズも作品を残しています。

交響曲に合唱や独唱を付随させたもの。

Aさん:知ってる。

彼は作品が独自だよね。

店主:そう密かに奇才ですよね。

確実な進歩を歩みつつ美しい。

管弦楽法の著作がある位に作曲は上手。

ロミオとジュリエットでもその才能が発揮されています。

Aさん:チャイコフスキーは彼らしい作品。

ですが、演奏時間からか少し物足りない。

クラシック音楽初心者にはいいかも。

店主:車中でBGMとして流したいですね。

プロコフィエフは人気が高いですね。

Aさん:物語性を十分に表現。また各楽器の使い方が上手。ですから完成度が高いね。

店主:何回鑑賞しても飽きませんね。

そして流石はベルリオーズ。

簡略オペラとしては十分役割を果たしている。

オケと独唱、合唱と対峙させたり協調させたりと色彩豊か、ですから本来はオペラとして世に送り出したかったのかも知れません。

Aさん:先日、ゲルギエフで聴いたけど良かった。

店主:今、乗っている指揮者ですからね。

皆様もロミオとジュリエット三者三様の作品、聴いて下さい。



詳細は【クリック】2016年11月27日

最終更新日:2016-11-27