Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。
店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。
Aさん:ベートーヴェンの交響曲はいいね。
店主:もう数十年繰り返し研究、いや鑑賞しています。
Aさん:癒されたい時は田園や第2番。
店主:私は気合を入れたい時は第7番です。
終楽章は興奮しますね。
フルトヴェングラーの指揮は凄いです。
これは無茶かなと思う程。
信頼関係があるベルリン・フィルの成せる演奏。
Aさん:私は最近は第7番とは疎遠。
鑑賞するのに体力が必要だね。
店主:わかります。
第2楽章は別としてですね。
Aさん:ベートーヴェンが存在した意義は大きい。
店主:師匠のハイドンとはまた違う。
彼から教わった事はほとんどないでしょうが・・・。
ハイドンとベートーヴェンでは立ち位置がまるで違う。
ハイドンはパトロン庇護の下、作曲ですからね。
ベートーヴェンは芸術だと断言して作曲。
Aさん:彼も勿論、庇護者がいました。
店主:そうです。
しかしベートーヴェンは尊敬されていた。
しかも庇護者は音楽に関しては弟子。
Aさん:彼がいたのでフランス人による交響曲は遅れた。
店主:開花するにはサンサースを待たねばならなかった。
フランスにとっては待望の人物ですよね。
Aさん:彼の転機はイギリスでまず評価された。
店主:そうです。オルガニストとしてです。
Aさん:人の運とは様々です。
店主:追加でベートーヴェンの第1番も・・・。
Aさん:今でも人気の作品。
店主:古典派を色濃く反映。
まだ発展途中だと理解できる秀作。
Aさん:わかるわかる。
店主:最後に第9と第5番。
Aさん:これは話すには時間がない。
店主:それでは次回に、ですね。
詳細は【クリック】2016年8月15日
最終更新日:2016-08-15