Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。
店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。通称ピノさん。
Aさん:最近のクラシック音楽はつまらんねっ。
店主:わかります。深く鑑賞する程に思います。
Aさん:やはりカラヤンやバーンスタイン。
彼らが去り華やかさがなくなったね。
店主:おっしゃる通りです。
小粒で優等生の演奏はうんざり。
どこのオケも東洋人が混ざり国際的。
Aさん:ベルリン・フィルもどこも同じ。
店主:そうです。オケの金太郎飴・・・。
地域性や国民性を大切にして欲しい。
往年の指揮者は独断的だったが個があった。
そう言えば昨日クナッパーツブッシュでワルキューレを鑑賞しました。
あの凄みや迫力は別次元です。
Aさん:そうですクナは別次元です。
店主:やはりオペラも指揮できて指揮者はなんぼ。
ですからチェリビダッケは結局、高みに昇れなかった。
Aさん:ピノさんのお嫌いなカラヤン。
彼はオペラも起用に粉しました。
店主:いやいや彼が指揮した「ばらの騎士」は最高。
モーツァルトだって凄い。
それが交響曲だと何でスムーズさがないのかな〜。
Aさん:晩年のブラームスの交響曲第1番は鈍足。
店主:あれでは、ブラームスの流れは理解できない。
その点ワルターはオケが歌っているからね。
Aさん:そうですね。ワルターもフルトヴェングラーもいい。
店主:ですから私は戦前中後の音楽家に惹かれます。
Aさん:しかしお互いクラシック音楽愛を貫きましょう。
店主:それは勿論です。
詳細は【クリック】2016年7月26日
最終更新日:2016-07-26