Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。
店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。
Aさん:クラシック音楽で充実していた時期は?
店主:やはり話題も充実度もロマン派です。
規模も大きく楽器も多彩となりました。
音楽様式も進化して聴き応えも十分にあります。
Aさん:その中でもおすすめは?
店主:ロマン派後期のブルックナーがいいです。
Aさん:交響曲ですか?
店主:そうです。未完も含め全部で9曲。
後期3部作は傑作です。
第7番 ホ長調はその曲調から聴きやすい。
Aさん:長大な作品ですよね。
店主:第4番の成功により気分高々で作曲。
今風に例えるならイケイケ状態。
それが第7番全体に表現されています。
第8番と比較すると歴然と違う。
Aさん:おすすめの演奏は?
店主:ティーレマン指揮、ミュンヘン・フィル。
Aさん:チェリビダッケが君臨したオケですね。
店主:そうです。
しかもブルックナーは重要なレパートリーでした。
ですから素晴らしい演奏をする。
そして、ティーレマンはドイツ人。
この頃、ドイツ出身で世界的な指揮者が目立たない。
そんな中、フルトヴェングラーと同じベルリン出身。
ティーレマンはその辺りの自負もある。
Aさん:それは楽しみです。
詳細は【クリック】2016年7月23日
最終更新日:2016-06-10