Aさん:当店常連様ワインとクラシック音楽好き。
店主:若い頃ヴァイオリンを習い志した。
Aさん:本分のヴァイオリニストで尊敬する人は?
店主:たくさんいます。
日本人でもいますよ。
Aさん:ピノさんにしては珍しいですね。
店主:まずN響のコンマスだった堀氏。
確か昨年N響を引退されました。
堀氏のボーイングはとても美しい。
あのボーイングからの表現は凄い。
R.シュトラウスのヴァイオリン協奏曲。
堀氏とサバリッシュ指揮は名演。1985年5月15日。
有名なR.コルサコフのシェーラザードのVnソロも力演。
Aさん:他には?
店主:私はストラディバリウス派ではない。
グァルネリ派なんです。
一度両方を比べる機会がありました。
Aさん:実際に手にとって弾いたのですか?
店主:違います。展示会で見たのです。
グァルネリ・デル・ジェスはF字孔が男性的だった。
グァルネリについてはパガニーニが愛用しは事は有名。
その入手の経緯は彼らしく物語性十分です。
Aさん:これがグァルネリ デル ジェスだと思う音は?
店主:筆頭はアイザック・スターンでしょ。
G線の野太い音からE線の甘美な音まで見事です。
スターンとオーマンディのブラームスのコンチェルト。
これはグァルネリの素晴らしさが全て出ている。
ブラームスはグァルネリの為に作曲したのかと言いたい。
1楽章の激しいパッセージから優美な2楽章。
そして音量が大切な終楽章。これはストラドでは・・・。
Aさん:そんな絶賛なら一度鑑賞したいです。
店主:オラ〜何回も何千回も聴いただ〜!!
Aさん:ピノさん大丈夫ですか。気を確かに持って!!
店主:そう言えばN響の第2ヴァイオリンの大林さん。
もう古株のメンバーですが、美人ですよ。
最近はメガネを掛けて演奏しています。
Aさん:N響の事も詳しいのですね。
詳細は【クリック】2015年4月9日
最終更新日:2016-04-09