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バッハの傑作とミクロ・ネゴシアン

バッハの傑作とミクロ・ネゴシアン



藤枝からワインを静岡県内に発信。

いやいやワインとクラシック音楽の発信なら当店は日本中でしょ。

それくらいの自負はある。





父バッハの作品で最高傑作は正直迷う。

だって珠玉揃いで名曲ばかり・・・。

マタイ受難曲、ゴルトベルク変奏曲、平均律・・・。

などなどたくさんある。

しかし個人的に私自身がヴァイオリン弾きだった事もあり無伴奏ヴェイオリンのためのソナタとパルティータ。

この作品を挙げたい。



ベートーヴェンのヴァイオリンソナタが新約聖書。

でしたらバッハの作品は旧約聖書である。

ベートーヴェンとバッハの作品は生い立ちが随分違う。

バッハは練習曲として創作した。

しかし有名なパルティータ第2番の終曲パッサカリア。

あれは神だよ。神。人間の創作物とは思えない。



そんな素晴らしい作品ですから音源は多彩。

古くはヨーゼフ・シゲティから現代まである。

中でも金字塔は、ヘンリク・シェーリングだろう。

模範的なスタイルで今でも輝いている。



★ J・S バッハ

  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ

  ヘンリク シェリング (Vn)

  1967年7/8〜20 スイス ヴヴェイ劇場で録音

  作品の素晴らしさ:★★★★★

  演奏:★★★★



そんな演奏とブルゴーニュはいい。



★ 2011 ヴォーヌ・ロマネ VV

  アレックス ガンバル

おすすめ度:将来の期待も込め★★★★★




ミクロ・ネゴシアンであるガンバル。

本当に頑張っている・・・。

と、別に冗談ではない。

米国人でありながら保守的なブルゴーニュで挑戦。

経歴だって元々不動産業で異色である。

しかし、ここ10年でネゴシアンは約300が創設。

ですから異色で熱意ある者は多いのである。

飲み手としては、多彩な造り手は歓迎ですね。



詳細は【クリック】2016年4月7日

最終更新日:2016-04-07