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現代音楽の巨匠去る

現代音楽の巨匠去る



当店店主はワインとクラシック音楽に造詣が深い。



知らなかったピエール ブーレーズの死去。

2016年1月5日、天寿を全う満90歳。

現代音楽の巨匠。

作曲も指揮も独自の理念を持つ。



彼のおすすめ音源をご紹介!!

2003年にポルトガル リスボン。

ジェロニモス修道院でのコンサート。

モーツァルトの傑作ピアノ協奏曲第20番。

これはニ短調である。

えっそうです短調、珍しいのである。

指揮は勿論ブーレーズ。

ピアノは女流ピアニス、マリア・ジョアン・ピリス。

ベルリン・フィルと最高でしょ・・・。



この作品は女性が弾くのがいい。

ピノさんが女性好きだからでしょ。

って、ち違います。


繊細でとてもナイーヴな作品だからだ。

フルトヴェングラーの銘盤。

これもルフェビュールという女流ピアニスト。

ついでに1954年5月15日のライブ録音と追記。

これはモーツァルトの素晴らしさを知らす名演だ。

オケのベルリン・フィルがすすり泣いているからね。

ルフェビュールも乗り移ったように力量以上を開花。

モーツァルトってこんなに深かったのかと感じさせる。



ブーレーズの作品がベートーヴェンの様に歴史を重ねる。

それが真の意味で芸術である。



クラシック音楽の逸材がまた一人去ってしまった。



詳しくは【クリック】2016年1月23日

最終更新日:2016-01-23