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ベートーヴェンのフィデリオとシャルドネ

ベートーヴェンのフィデリオとシャルドネ



ワインのある生活だからこそクラシック音楽をご紹介。




2015年ザルツブルク音楽祭。

初日8月4日、ベートーヴェンのフィデリオ。

これは偉大なベートーヴェン唯一のオペラ。

指揮はフランツ・ウェルザー・メスト。

ウィーン・フィル。

オーストリアを代表する指揮者メスト。

インテリ家系出身で見るからに知性の塊。



2014年ザルツブルク音楽祭では、ばらの騎士を指揮。

言わずと知れたR・シュトラウスのオペラ。

なかなかいいメストでした。これは作品の優美さがある。

メストの演奏は数々聴いた。

ブラームスの小品から大曲まで・・・・。

しかし決して面白い演奏ではない。

がっかりする内容が多い・・・・。

今回のフィデリオも安全運転であった。

ですが、このオペラは実に素晴らしい。

オペラ史上の大救出劇に思う。

時代を考慮したら絶対王政への批判なのか!!



と、やはりおいしいワインがいい。



★ 2013 アンオークト シャルドネ

  ジョエル・ゴット

  アメリカ カリフォルニア



こちらは、メストと違い興味深い。

モントレー、ソノマ、ナパの優良シャルドネを使用。

ぶどうの品質に絶対の自信をお持ちとお見受け。

ですから樽を使用せずに勝負。

勿論、勝負はジョエル・ゴット様に軍配。

シャルドネ自体はニュートラルな品種と言われる。

まさに体現出来る素直な味わい。

朝のご来光・・・。

高原の草花の香り・・・。

雨後の雲一つない綺麗な晴れ・・・。

そんな気分にさせてくれるシャルドネ。



レオノーレの尽力が報われフロレスタンが解放される。

そんな気分とは絶妙なマリーアジュだ。



2016年1月9日 詳細は【クリック】



最終更新日:2016-01-09