NHKで放送。
戦火のマエストロ近衛秀麿ユダヤ人の命を救った音楽家。
近衛秀麿。
私はこの名前には思い入れがある。
まだ10代前半。
フルトヴェングラーの音楽に浸かっていた、あの頃。
フルトヴェングラー協会から毎回会報が来る。
前会長、近衛秀麿と書かれていた。
存在感のある名前で何故協会の会長を務めていたのか・・・・と。
それから後年、近衛家は五摂家筆頭の家柄だと知る。
そして、近衛文麿の弟だとも・・・。
戦後を創った男・吉田茂のドラマで野村萬斎が文麿役を演じた。
その演技は見事だった。
秀麿氏はドイツ語も堪能で当時の超インテリ。
自分の財布から天下のベルリン・フィルを指揮。
う〜ん、さすがである。
この辺の知識はあった。
しかし、秘密裡に人権活動をしていたのは知りませんでした。
あの時代友好国のドイツに対して活動を行う。
それは、とても勇気を伴う。
一人の人物を様々な角度から照らす。
それは、後世の我々の責任なのかもしれない。
それにしても近衛秀麿は魅力的な男だな。
詳細は【クリック】2015年8月9日
最終更新日:2015-08-09