年を重ねる毎に愛し方が変わる。
それって自然な事だろう。
年を重ねる毎に一層ブラームスに惹かれる。
哀愁を帯び枯れたいぶし銀の旋律。
心から堪能しようじゃないか。
若い頃から熱烈にブラームスが好きだった。
しかし中年の域に入りより一層わかり合える存在になった。
傑作、交響曲第4番 ホ短調。
私も幾度かの困難を乗り越え今がある。
それだからブラームス節が身に染みるのだろう。
もう数百回、いや数千回は確実に聴いている。
彼の作品の良さは生涯に於いて劇的な作風の変化がない事だ。
若い頃と晩年を比べればそれは違いはある。
しかし、ストラヴィンスキー程の劇的な作風変化ない。
ですから、安心感がある。
重厚ながら心情を巧みに表現し聴き手を魅了する。
それが、我友人でもあり尊敬するブラームスだ。
詳細は【クリック】2015年7月5日
最終更新日:2015-07-05