ヴェネツィア共和国の通史。
私が大好きな女流作家、塩野七生さんの作品。
私の塩野文学の始りは古代ローマの通史からだった。
全集は約1年掛けて読破した。
まさに読破の二文字通り長き旅路であった。
その後、もう一度読み直し他作品も読破。
アマローネを初め素晴らしいワインの宝庫であるヴェネト。
その礎を築いたヴェネツィア共和国、1千年の歴史を讃え海軍、経済、芸術、政治と頂点を極めた。
その長い歴史の間には、トルコ帝国との熾烈な戦いなど、まるで映画の世界である。
特に文庫本カバーでの絵画は塩野さんらしい選択で魅せられる。
ティツィアーノありジョヴァンニ・べッリーニありヴィットーレ・カルパッチョありと流石である。
若きナポレオンにより共和国の運命は決まった。
2014年12月19日 詳細は【クリック】
最終更新日:2014-12-19