後期ロマン派の作曲家リヒャルト・シュトラウス。
音符を絵の具変わりに音の画家である。
多彩なオーケストラレーションを駆使した交響詩は、まさに音の短編小説。
その中でも交響詩「英雄の生涯」は、難曲だが聴衆としては心酔できる。
小説では、著者を主人公に重ねて表現することがある。
この「英雄の生涯」もそんな風に聴きたい。
この作品にはスペインのガルナッチャ・ブランカで楽しみたい。
爽やかで心地いいワインだからだ。
その中にも一瞬感じる甘味。
味わいの展開があるので「英雄の生涯」にはベストマッチ。
2014年12月9日 詳細は【クリック】
最終更新日:2014-12-09