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メガロン・アテネ・コンサートホールより。

メガロン・アテネ・コンサートホールより。

ワインにクラシック音楽、読書、絵画展巡り。

そして内観が、私の趣味。

そんな私からクラシック音楽をご紹介。

大好きなヴァイオリン協奏曲。

クラシック音楽の華である。

ですから単に、三大ヴァイオリン協奏曲ではくくれない。

チャイコフスキーもいい。

シベリウスもバルトークもいい。

バルトークは超感動だ。

などと言っていると全く切りが無い。

私が愛する作品はシベリウスである

と断言したいが、年齢や精神状態でこれも変わる・・・。

しかし、熱愛であることに違いは無い。

だってしょうがないよね。

ベートーヴェンもブラームスもブルッフもコルンゴルトも素晴らしいのだから。

北欧の偉大な作曲家シベリウスが創作。

繊細な心の持ち主である彼、ですが結構な遊び人。

ナイーブ故にヴァイオリニストの道を断念。

高度な技巧と全体的に霊感漂う傑作である。

今年5月1日にギリシャで行なわれたベルリン・フィルのコンサート。

勿論、指揮はサイモン・ラトル。

ヴァイオリンは地元ギリシャ出身のレオニダス・カヴァコス。

経済問題で揺れるギリシャ。

しかし、落ち着いた聴衆を見ると少々驚く。

さすが、偉大なお国の民である。

技術は最高水準であるカヴァコス。

かなり内省的でこの作品に沿う。

退任を控えたラトルとの共演は素晴らしかった。

★ シベリウス
  ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
 
  レオニダス・カヴァコス ヴァイオリン
  サイモン・ラトル 指揮
  ベルリン・フィル
  メガロン・アテネ コンサートホール
  2015年5月1日 ライブ録音

芸術爆発度:★★★☆☆
一言:芸術は心の父母である。
   う〜ん名言だ!!

最終更新日:2015-06-06