トップ > Pick up > ラロのスペイン交響曲と楽しむひと時。

ラロのスペイン交響曲と楽しむひと時。

ラロのスペイン交響曲と楽しむひと時。



スペイン系フランス人であるエドゥアール・ラロ。

私はこの作曲家の作品で「スペイン交響曲」を頻繁に鑑賞します。

この傑作は、あのツィゴイネルワイゼンで有名なサラサーテに捧げられた。

お互いスペイン(バスク)に縁があり共鳴し合う友人でもあります。

やはり、アイザック・スターンの演奏が素晴らしい。

愛器グァルネリ・デル・ジェスから変幻自在に音色を操る。



ワインは無論スペインだ。

「ポスト・シャルドネ」と言われるゴデージョがいいだろう。



詳細は【クリック】2014年5月09日

ワインの種類は縦横無尽、だから面白い、だから楽しい。

■■■ 以下本文 ■■■

 ワインのある生活だからこそ当店ではクラシック音楽をご紹介致します。

スペイン系フランス人であるエドゥアール・ラロ。
私はこの作曲家の作品で「スペイン交響曲」を頻繁に鑑賞します。
この傑作は、あのツィゴイネルワイゼンで有名なサラサーテに捧げられた。
お互いスペイン(バスク)に縁があり共鳴し合う友人でもあります。

やはり、アイザック・スターンの演奏が素晴らしい。
愛器グァルネリ・デル・ジェスから変幻自在に音色を操る。
以前、堀米ゆずこさんがフランクフルト空港で一時没収されたヨゼフ・グァルネリは、
スターンが使用していたバルトロメオの父親になります。

☆ スペイン交響曲
  アイザック・スターン (Vn)
  ユージン・オーマンディ 指揮
  フィラデルフィア管弦楽団
  1969年2月13日(録音)

第3楽章のアンダンテのスターンの音色はグァルネリが唸る。
このアンダンテは独立して演奏されるほどでイベリア半島の先に太陽が沈む光景が似合う。
イベリア半島は味わいある半島なのだから、この感傷的な楽章が似合う。
カルタゴから名将ハンニバルも奇策としてイベリア半島を攻め進んだ。
平和のチェリスト・カザルスもカタルーニャの鳥はピース、ピースと鳴くとチェロを弾いた。

スペイン交響曲には、このワインが合う。

☆ 2011 ゴデージョ テラス ド シガロン
  スペイン モンテレイ
ビエルソ、バルデオラス、モンテレイなどで栽培が盛んなゴデージョ種。
乾燥した気候を好み房が小さいために早熟で短期間に成熟する。
香りも華やかで酸もしっかりとしており結果フレッシュな味わいを楽しめる優れもの。
しかし、早飲みに適しており熟成には不向きな品種に見受けられます。
「ポスト・シャルドネ」と言われるゴデージョの今後が楽しみです。

 2014年5月09日

最終更新日:2014-05-09