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ラ・フェニーチェ劇場とソアーヴェ

ラ・フェニーチェ劇場とソアーヴェ



イタりアのヴェネツィアにある名劇場「ラ・フェニーチェ劇場」。

一度はこの劇場でヴェルディのオペラを堪能したい。

1792年5月6日に建設され2度の焼失にあいながらも再建。

さすがに「不死鳥」の名にふさわしい。

詳細は【クリック】2014年3月13日

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イタりアのヴェネツィアにある名劇場「ラ・フェニーチェ劇場」。
一度はこの劇場でヴェルディのオペラを堪能したい。
1792年5月6日に建設され2度の焼失にあいながらも再建。
さすがに「不死鳥」の名にふさわしい。
この劇場、初演だけでもロッシーニの「セミラーミデ」やヴェルディの「リゴレット」「椿姫」。
そして何とストラヴィンスキーの「放浪者のなりゆき」ブリテンの「ねじの回転」など文句無しなのだ。
トスカニーニも指揮をしたのかもしれないし、マリア・カラスは魔性の美声を響かせた。
そんな、ラ・フェニーチェ劇場で私の好きな「椿姫」を鑑賞しながら幕間にソアーヴェを楽しみたい。

☆ 2011 モンテセイ・ソアーヴェ・クラッシコ
  レ バッティステッレ
  イタリア ヴェネト

非常によくできたソアーヴェ。
とてもバランスが良く香り高いのだ。
さすがにソアーヴェの意味である「口当たりの良い」を実感。
失望させられるソアーヴェもありますが、それと同じに思われてはとても悲しい。
柑橘系の香りに時間と共に現れるリンゴの蜜のニュアンス。
豊かな果実味にシャープな酸がまた気持ちが良い。
ミネラルの塊と表現しても大袈裟ではない余韻がなかなか覚めず素晴らしいの一言だ。

お金と時間があったら劇場巡りをしてみたい私。
チケットとワイングラスを持っての劇場巡り(笑)

この私的劇場巡りの締めくくりの最後は、
バイロイト祝祭劇場でこの劇場の音響を計算して創作された「パルジファル」で夢の時間を過ごしたい!!
パルジファルは現在ではメトロポリタン歌劇場などでも上演されますが、
初演後数十年は、ワーグナーの強い要望でバイロイト祝祭劇場のみでしか上演されなかった幻の
オペラでした。

最終更新日:2014-03-13