ワインのある生活だからこそ当店ではクラシック音楽をご紹介致します。
情緒あるブルゴーニュを楽しみながらショパンの珠玉の作品を楽しむのはいいな。
ショパンの短い生涯と情緒あるブルゴーニュはなんだかお互い様。
S・フランソワもいいと思ったが、現役で日本人女流ピアニストの仲道郁代さんのショパンもとてもいい。
☆ 2005 フィサン レ シャン デ シャルム
クロディーヌ モワンヌ シャンピ
当店販売価格 ¥4515(税込み)
落ち着いた色調から造り手の細やかな作業の一端が垣間見れます。
女性の造り手ならではのやさしさと女流ピアニストのまさにコンチェルト。
素晴らしい熟成はフィサンのお手の物。
まだまだ若さと熟成からのほんのり腐葉土のニュアンスも感じとれます。
柔らかく少し物静かな果実味が、私の心を穏やかにさせてくれる。
粉れてきたタンニンと心地良い酸もこのブルゴーニュにとても合う。
この素晴らしい境地は特質もの。
しかし、飲んでいて何故かさみしさを覚えてしまう。
2011年の60歳でワイン造りを終了したからかもしれない。
女性の造り手は創業当時は珍しかったに違いありません。
☆ バラード 第1番 ト短調
仲道郁代 ピアノ
1990年4月
美しいフレーズが重なり合い物悲しいがエレガントなこの曲。
バラードを器楽曲の題名に用いた最初の作曲家がフレデリック・ショパンです。
パリの社交界の寵児となりこの曲も素敵な料理、ドレスに着飾った女性が会話し踊るなかで
演奏をされたことでしょう。(作曲を始めたのはショパンが祖国ポーランドを離れた翌年)
追伸
ショパンの肖像画は他の作曲家に比べれば多く残っていますが知的で品があり、
なんとなく影を感じさせるものもあります。
そして意外や意外
幼少期は物まねが上手でカリカチュアで家族、友達を描いてみんなを楽しませる人気ものであった。
なんとなく微笑ましく感じるな。
2014年3月7日