毎月、沢山多種類の本を乱読する私。
書籍の中に囲まれる生活はまさにアドベンチャー。
自分の勉強になる本、人生の指針を与えてくれる本などを探す大冒険は楽しい。
昨今、気になる事。それは、やけに目立つ長いタイトル名〜
「タイトル戦国時代」の出版業界、興味を惹くためにあれやこれや・・・・・。
☆ 仕事ができる人はなぜワインにはまるのか
猪瀬聖 著:幻冬舎新書
「タイトル戦国時代」の日本で天下を狙えそうな書籍名。
タイトルのインパクトは十分ですが、中身はいたって穏健。
信長のような奇襲型でもなく、秀吉のようにアイデア型でもなく、隙をねらう家康型だ。
日本の億万長者の方はワイン愛好家が多いと共通点を挙げています。
この書籍で特に興味深かったのは、できるビジネスマンにとってワインは成功の証ではなく、
成功の原因なのだと。
この違いは大きい。そこで著者は独自の見解を披露。
ソニーの元社長である井出氏と楽天の創業者の三木谷氏。
お互い元サラリーマン。ソニーと銀行員と恵まれた環境は共通点。
ワインに、はまるきっかけは、井出氏はフランス駐在で三木谷氏は行員時代のハーバード大学留学
にあると言います。
いくら恵まれた環境にあっても高級ワインを沢山買い込むのは考えられません。
ですから、猪瀬式公式が当てはまると・・・・・・。
★ ワインは成功の原因
説得力がありそうで、なさそうですが、これ以外の興味深い事も書かれております。
興味のある方は一読を!!
追伸、
それにしても、長いタイトルが多く、図書館や本屋さんで目録などを作っている人達は大変、大変。
ワイン勝負のワイン専門店もワイン名が長く大変、大変。
2013年3月3日