ワインのある素敵な生活だからこそ、当店ではクラシック音楽をご紹介します。
本日は、私が正しき音楽と感じるブラームスの交響曲第1番 ハ短調をご紹介。
また、それに合うワインも気ままにSelect。
ブラームスがベートーヴェンの偉大な交響曲への尊敬の気持ちから20年近くの歳月をかけて
完成させた第1番。
と言っても、恐らく日々着想していた訳ではない。
その長い年月の間にクララへの想いもより強まったに違いありません。
第2楽章のヴァイオリンのソロを聴くと垣間見れるその想い・・・・
やはりウィーン・フィルの名コンサートマスターであったゲルハルト・ヘッツェルも素晴らしいし
ベルリン・フィルのコンマスであったシュヴァルベもいい。
そして指揮者は前者バーンスタイン、後者はカラヤンと作品の解釈も興味深い。
この第2楽章を思春期の青年、少女が聴くと何とも切なくも熱っぽくなることでしょう。
第1楽章冒頭、ソステヌートでヴァイオリンの序奏、緊張感を保ちつつティンパニが「C」で連打する。
10代前半の私(当時)は絶対音楽の伝道者のこの作品により自然とブラームシアンになりました。
勿論、私が尊敬するフルトヴェングラー指揮の演奏ばかりでしたが・・・・・。
しかし、人間は勝ってな生き物。
ワーグナーのニーベルングの指輪を聴き私は器用にもワグネリアンにもなってしまった。
☆ 10 イヴニング ランド ヴィンヤーズ ブルーラベル シャルドネ
当店販売価格¥3675(税込)
才能豊かな人は、大きく羽ばたくものだ。
ドミニク・ラフォンもその1人だ。
血統が良いと言えばそれまでですが、オレゴンで起こしたワイナリー・ブランドをフランス地元でも。
硬さと滑らかさとを上手く表現、この口当たりにはやはり感服。
飲み手を飽きさせない複雑さと飲みやすさもあり、全く心得たものだ。
素晴らしき音楽にはまた素晴らしいワインが似合いますNe。
追伸、クララって?
クララとブラームスの関係は危険ですのであえて触れません・・・・。
大人の情事はヒ・ミ・ツが一番。(笑)
死に際に、シューマンがポツリと言ったとか、言わなかったとか。
あ〜コワ。
2014年3月3日